Gabaを辞める担当カウンセラーに2年半の感謝を込めて寄せ書きを贈りました。その製作舞台裏。
私を担当してくれているGabaの担当カウンセラー。彼女が辞めてしまうと聞いて思い立ったのは「Gabaでの3年を記念として残してあげたい」という想いでした。
彼女は私の2年半のGaba生活、つまりは英会話学習の原点でもあり、その後の英会話学習計画の創意工夫の源、学習モチベーションの維持に欠くことのできない人でした。そんな彼女へのお別れのプレゼントとして、「どこかで売っているものではなく彼女と関係の深い同僚やインストラクターから寄せ書きを集めよう。」そう考えたのでした。
今回も誰得かはわかりませんが、寄せ書きを作成し贈るまでの舞台裏をご紹介します。
担当カウンセラーが辞めると知った日
Gabaのカウンセラーは、異動や退職をクライアント(生徒)に話して良くなる日が決められているそうでいつも直前、今回その退職するという事実を知ったのは7月15日(金)でした。
レッスン予約なしでたまたま訪れたLSで、たまたま担当カウンセラーが出勤していて、ひょんな話しの流れから「私は・・・、今月で・・・」と知らされた衝撃の事実。ずっと「私はしばらく辞めないですよ。」と聞いていたので寝耳に水でした。
この日、来週22日(金)にカウンセリングの日程を決めたところだったので、彼女もその日まで黙っておこうかと考えていたそうで、この話しの流れで、その日に事実を知れたのはまさに偶然でした。
一週間後が担当カウンセラーとの最後のカウンセリング、そして他の日に都合をつけて来れない私にとっては、彼女の退職前最後に会える日にもなりました。
寄せ書きを贈る!でも製作期間は僅か一週間
悲しんでばかりもいられない。彼女の新しい挑戦を讃えるべく笑顔で送りだそう。「Gabaが大好き!」と言っていた彼女に何か彼女がGabaで築き上げたものを残したい・・・。そう考えました。
そして、「何か買っても結局それは市販されているもの、何かここでしか手に入らないものはないのか・・・。」と考えた結果がベタだけど寄せ書き。
彼女がこれまで一緒に働いたカウンセラーやインストラクターからのメッセージが貰えたら嬉しいと思うし、他では決して手に入らない記念品になると考えたからでした。
でも・・・この短期間で作れる??
問題は「担当カウンセラーと最後に会える日が来週の金曜日(22日の金曜日)。僅か一週間でいろいろなLS(ラーニングスタジオ:Gabaの教室)に点在するカウンセラーやインストラクターからメッセージが集められるのか・・・!?」ということでした。
ひとまず近隣の文房具屋さんに立ち寄ると、メッセージをシールに書いてもらって、あとでそのシールを色紙に貼り付けて完成させるタイプの色紙を発見。これならLSに寄った時に書いて欲しい人が不在でも伝言だけ伝えて後日回収に向かうこともできます。
残念ながらそのお店には気に入ったデザインの色紙はなかったので購入は保留。明日の歯医者ついでに色紙を買うことにして帰宅しました。
でもやはり問題は一週間という期間。「一週間・・・。やるだけのことはやってみよう・・・。もし3〜4人しか集められなくても喜んでくれるだろう・・・。」と作戦決行を決めました。
別の心配。そもそも企画として適切なのか!?
少し冷静になるにつれ、製作期間の問題以外にも新たな心配が生まれてきました。それは「寄せ書きって最もメジャーなお別れの贈り物だし。同僚が既に企画しているのではないか・・・!?」という事。
もし同僚が彼女のために寄せ書きを集めていたとしたら、それを渡すのは7月末の彼女の勤務最終日。それを出し抜く形で一週間も早く寄せ書きを贈るのはいかがなものか・・・。そんな同僚達に「いい企画でしょう!」と我が物顔でメッセージをお願いするとか・・・。
寄せ書き企画の丸かぶりほど迷惑な話しはありません。
それでも企画がかぶったとして、彼女が今働いているLSの同僚以外からの寄せ書きはないだろうと思ったので、最悪この考え方で棲み分けをしようと作戦は続行することに決めました。
一週間。寄せ書き集めに奔走。
寄せ書き作戦開始 1日目(15日[金]の夜)
彼女と親しそうなカウンセラーとインストラクターがどれくらいの範囲に散らばっているのかを確認してみると、八王子から川崎、千葉と実に広範囲に広がっていることが分かりました。これはなかなかメッセージ集めは難航しそう・・・。「会いたいカウンセラーは行っても必ず居るわけでもないし・・・。これは実行を急がねば・・・。」
というわけで、寄せ書きを寄せて欲しいカウンセラーが不在だった際に別のカウンセラーに渡して貰う「企画書」を取り急ぎ作成して備えることにしました。
そして早速、休日の明日は平日仕事に出ると回りにくい、職場とは真逆の方向にあるLSへと足を運ぶことにしました。「次行くときはレッスンを予約する」とカウンセラーに約束していたので、さっそくレッスンを予約しました。
寄せ書き作戦開始 2日目(16日[土])
初のメッセージを頂きました
歯医者ついでに大き目な文房具屋さんと東急ハンズに立ち寄り、無事に気に入ったデザインの色紙をゲットすることができました。メッセージがたくさん集まるといいけど、全然集まらなかった時に備えて、大きな色紙と小さな色紙を1枚ずつ購入。制作期間的にもう一度色紙を買いに行く時間はなさそうでしたから・・・。
そしてすぐさま電車で40分くらいかけて移動し、目的のLSに到着すると・・・、居ました!一人勤務体制にも関わらず会いたかったカウンセラーに会うことが出来ました。企画書を見せながら寄せ書き企画について話すと「面白い!」と乗り気、快くメッセージを寄せて下さいました。これで1枚目ゲット。
遠方のカウンセラー出勤状況はわかるのか!?
雑談ついでに「ホームLSで担当カウンセラーが居ない時に行きたいけど、カウンセラーの出勤予定とかわかるのか?あと、もう一箇所かなり遠いLSに行かないといけないから、そこのカウンセラーの出勤予定も知りたい・・・」と聞いてみると、残念ながら他LSのカウンセラー出勤状況は分からないとのこと。
「そうですよね・・・」と帰り支度をしていたところに、「いや・・・わかるかもしれない!」と何やら端末を使って調べ始めてくれました。なんでも、アポイントメントが入っているかみたいな情報から推定できるのだとか。
いつそのLSを目指すべきか、道筋が見えてきた!
そのカウンセラーが推定するに、「21日までに寄せ書きを完成させるスケジュールだと、担当カウンセラーに会わずにホームに行くには明日か明後日しかない!、もう一人のカウンセラーは月曜日か火曜日!」とのこと。私の場合、土日祝日に動くのは難しいので「明日と明後日(海の日)は何もできないな・・・」と思っていたのですが、そうは言ってられなくなりました。
家族の用事に便乗して、さりげなくLSを目指す。
「海の日は予定があってたまたま出掛ける。そして1時間早く出ればホームLSに寄れる。」子ども達の「普段乗らない電車に乗りたい。」というご要望に応える形で、さりげなくホームLSに寄り寄せ書きを書いてもらいに行く計画を組み入れたのでした。
寄せ書き作戦開始 3日目(17日[日])
この日は普段の週末と同じく、家族に時間を使う日だったのでLS巡りはできませんでした。
ひとまず空き時間を見つけては、明後日からの後半戦に備えて何処のLSで誰からメッセージを寄せてもらいたいかをリストアップし、明日以降LSを巡る順序を決めました。
不在時を考慮すると、なるべく早い段階で各LSを訪れて企画書を渡しておきたいところ・・・。これはなかなか困難を極めそうです。
寄せ書き作戦開始 4日目(18日[月・海の日])
最低限はホームLS、あわよくばもう一箇所いけたら明日以降が楽になるな・・・。と思いつつ、子ども達を連れて本当の目的地を目指しつつも途中1時間の寄り道を挟みホームLSへ。
LSに着いて恐る恐る中を覗くと、先日にカウンセラーが推定してくれた通り、担当カウンセラーは居らず、もう一人のカウンセラーが居ました。企画を伝えるとバカウケするも、快く応じて下さいました。
寄せ書き企画は被ってないか!?
そして気になっていた「企画がかぶっていたら申し訳ないと思っているが、大丈夫か?」を聞いてみると、「今回は寄せ書きを贈る様な企画はなく、かぶっていない。」とのことでした。これで心置きなく色紙企画が進められることとなりました。
もう一人、カウンセラーが居るハズだったけど・・・
もう一人会いたかったカウンセラーは居なかったので聞くと、「21日に近くのLSにヘルプで行く」と言うことでしたので一安心。それなら担当カウンセラーの出勤予定を気にすることなくメッセージを書いてもらえそうです。
マネージャーはいらっしゃったんですけどね。自分があまり面識がないのと、メッセージを書いてくれているカウンセラーに「彼にも書いて欲しいんだけどなぁ・・・」と話していると横で首を横に振っているので、あまり押せず諦めました。少々残念ですが他たくさん集めてカバーしましょう・・・。
そしてあわよくばもう一箇所のLSへとも思ってましたが、もう一箇所行くには更に1時間電車に揺られる必要があり、子ども達の疲労を考えて中止。明日以降に勝負をかけることにしました。
寄せ書き作戦開始 5日目(19日[火])
寄せ書き集め、本格始動!
寄せ書き作戦開始後の初めて迎えた平日。今のところ集まっているメッセージは2枚、ここからが正念場です。先日にカウンセラーが推定してくれたので一箇所遠方のLSへ行く事は確定。そこでメッセージをゲットしても計3枚、自分を入れても4枚。「残すところ火・水・木でどれだけメッセージを集められるか・・・。LSへ伺ってもカウンセラーが不在である可能性を考慮すると、本日できるだけ多くのLSを回って伝言だけは残しておきたい。」そう思っての作戦スタートとなりました。
お昼休みもメッセージ集め。別働隊が誕生!
お昼休みを使って職場近くのLSに足を運びました。お昼ご飯を食べる時間がなくなるけど、そうは言っていられません。その場に居たのは、普段よく話すカウンセラーと、朝だけ勤務しているカウンセラー。
寄せ書き企画を話すと、普段よく話す方のカウンセラーが超乗り気。「明後日の仕事後に取りに来るから、ここのカウンセラーにメッセージ書いて貰って欲しい。」とお願いすると「OK!」と良い返事。恐る恐る「彼女を知ってそうなインストラクターにも声かけて貰うことは可能・・・??」と聞いても「昔から居るインストラクターにも声かけてみますね!」と、こちらも即答OK。
メッセージのシールをたくさん渡して「隊長よろしくお願いします!」「任せて下さい!」と別働隊が誕生。仕事後は別LSでのメッセージ集めに集中できる様になりました。
仕事後は遠方のLSへ向かう
仕事後は3箇所のLSを回ることに決定。それぞれのLSはかなり離れているけど、カウンセラーの不在を考えると企画書を早く渡しておきたいところだったからです。
まずは4人に会いたいが出勤状況が全く把握できていないLSへ
まず向は、寄せ書きを書いて欲しいカウンセラーが何人かいるけど、出勤状況を全く把握できていないLSへ向かいました。会いたかった2人のカウンセラーはどちらも不在でしたが、1人は明後日17時から出勤するということだったので企画書を渡してメッセージを書いて貰えないかお願いしておきました。
もう1人は残念ながら長期休暇に入っていて、色紙を渡す日までに寄せ書きを書いてもらうことができない事が判明・・・。そのカウンセラーは、私が担当カウンセラーを追いかけてLSを変えるか迷っていた時に一時的に担当してくれたカウンセラーだけに少々残念でしたが、こればかりはどうしようもありません。
次は、居るのは知っているけど上がり時間が把握できていないLSへ
気を取り直して、次は一番遠いけど会いたいカウンセラーが出勤しているはずという情報が掴めているLSへ。
先日カウンセラーが推定してくれた通り、メッセージを寄せて欲しいカウンセラーが出勤していました。その場でメッセージを書いて頂き、雑談したい気持ちを抑えつつすぐさま次のLSへと向かいました。
最後は、2人に会いたいが出勤状況が把握できてないLSへ
この日最後のLSへは、まさかの電車遅延も発生していてLSがクローズする時間に間に合わない可能性がでて焦りましたが、なんとか最終コマのレッスンが始まる5分前に辿り着くことができました。
ここでも残念ながら会いたかったカウンセラーとインストラクターは不在。カウンセラーの方は明後日13時以降なら出勤するということだったので企画書を渡してメッセージをお願いしておきました。インストラクターの方は残念ながら夏休み・・・とのことでした。
不在が多いのは想定通り
本日の長旅は、まあまあ想定内の結果で幕を下ろしました。シフト制の勤務だと運悪く不在も多いだろうとは思っていました。それを見越して早めに多くのLSを回ったのと、不在者への伝言目的で企画書を作っておいたのが功を奏しました。
寄せ書き作戦開始 6日目(20日[水])
この日は、幸いにも昨日でメッセージを寄せて欲しいカウンセラーがいるLSには回れていたことから居るか居ないかが分からない状態での遠征は無し。この日出勤しているインストラクターを探して会いに行くことにしました。
朝の時間帯は顔ぶれが違うのか・・・
でもその前にもう一箇所。前日お昼にLSへ足を運んだおかげで朝と夕方では別の顔ぶれだと気づけたので、朝のカウンセラーやインストラクターにもメッセージを寄せて欲しいと思いました。
隊長としてメッセージ集めに奔走してくれているカウンセラーは夕方のカウンセラーなので、きっと集めてくれているメッセージは夕方の人達だろうと予想。会社が始まる前に再びそのLSを訪れ、朝のメンバーからもメッセージを貰えないかお願いしてみることにしました。
昨日のカウンセラーもいたので話しが早い!
「あら、○○さん。おはようございます。」LSに着く前の通路で声をかけてきたのは昨日のカウンセラー。「朝の人達にもメッセージ書いて貰えないかと思って・・・」と話しが早い。
LSでもう一人の朝カウンセラーにもメッセージをお願いしつつ、朝のインストラクターで担当カウンセラーの事を知ってそうな人の名前を伝え、メッセージを貰えないか聞いて欲しいとお願いすると快くOKの返事。明日の仕事後に夕方のカウンセラーが集めてくれたメッセージと一緒に受け取りにくる旨を伝え、仕事へと向かいました。
夕方は安心して、目的のLSへ直行
仕事後は担当カウンセラーが最初に勤務したLSで一緒に働いていたインストラクターからメッセージを貰うべく彼のLSに移動。
LSに着いたところでレッスン予約のリストから名前が消えている事に気付いたので焦ってカウンセラーに聞いたところ、全てのレッスン枠が埋まってしまっただけで出勤はしているとのことでした。
気を利かせてくれたカウンセラーがレッスン間の5分休憩で声かけてきてくれて、無事にメッセージをゲットすることができました。この短時間で「何の用だろう?」と思っているインストラクターに英語で要件を伝えてメッセージを書いて貰うという事が、とても良い学習の機会にもなりました。
寄せ書き作戦開始 7日目(21日[木])
いよいよ寄せ書き作成の最終日。この日の予定は主に不在だったカウンセラーからのメッセージを回収する一日。寄せ書きの色紙作成も想像以上に順調に進んでいました。
まずは、不在カウンセラーへのメッセージをお願いししていたLSへ
職場を出るも職場近くのLSは後回し。まずはぐるっと一周、寄せ書き企画の伝言をお願いしていたLSと、ホームLSのカウンセラーがこの日ヘルプで出勤しているというLSへと足を運びました。こちらは実際に彼女らが勤務しているLSで聞いたので正確な出勤予定。安心して回ることができました。
みんな快く寄せ書きに応じてくれて、ここまでに完成しているイメージやこれまで寄せてくれた人の話しをしたり楽しい時間を過ごせました。自分にとっても彼らと会うのは久しぶりだったので会話も弾み楽しい時間でしたが、先の予定が詰まっているので会話そこそこでLSを後にしました。
そして、担当カウンセラーと最も長く時を過ごしたLSでラストスパート
そして最後は、職場近くのLSに戻ってきて別働隊の隊長が集めてくれていたメッセージの受け取りです。その日隊長はお休みなので別の人に引き継いでおくと聞いていた通り、LSに着くなりカウンセラーのマネージャーが「預かってますよ」と封筒を渡してくれました。
そこにはなんと20枚近くのメッセージ。さすがです。
バトンはしっかり受け取りました!
隊長は私の担当カウンセラーが異動した後に異動してきたカウンセラーで、実は担当カウンセラーと誰が接点あるか、そもそもどのインストラクターが彼女と一緒に働いていたかも分からない人でした。「古くからいそうな人に片っ端声かけてみます!!」とお手伝い頂いたこの結果。グッジョブです。
さて。バトンはしっかりと受け取りました。ここのLSは担当カウンセラーが最も長い時間を過ごしたLSであり、私もここで同じ月日を過ごした最も馴染みのあるLS。しっかり私が残りのメッセージを集めます。
まだメッセージをもらっていなくて、担当カウンセラーを知っているインストラクターが通る度に声かけを試みました。みんなレッスンの合間や出退勤で忙しいだろうに企画の説明すると、みんながみんな「もちろん!」と喜んで彼女にメッセージを寄せてくれました。
この日は偶然にも担当カウンセラーを知るインストラクターが多数出勤
しかしこの日は、担当カウンセラーと旧知のインストラクターが通る通る。結局、最終コマのレッスンを終えて戻ってきたインストラクターに書いてもらうまで長い時間追い込みをかけていました。長いこと居座って申し訳なかったとカウンセラーに伝えて帰宅するほどでした。
さてもう一仕事。集めた寄せ書きを色紙に貼り付けて完成させる作業が残っています。いよいよ明日。とても立派な色紙が完成しそうです。
寄せ書き色紙完成!
家に着いたのは日付が変わってもう色紙を渡す当日。それでもメッセージシールを色紙に貼るだけでは味気ないなと、イラストも貼り付けることにしました。
残念ながら一から作成している時間はなかったので、過去に渡したプレゼントやメッセージに使ったイラストデータを再編集。それでもなかなか良いものが出来たと思います。メッセージの貼り付けも考慮してイラストのサイズも決定し、いよいよシール貼り付けの最終工程。
みんなの感謝が込められた色紙が完成!
自分からのメッセージを加え、集まったメッセージシールはなんと30枚!LS数も6箇所に及びました。カウンセラー達の担当カウンセラーへの感謝とチームプレー、そして従業員ではない私ならではの複数LSを気楽にまわれる機動力。全員が1つになったからこそできた成果なのは間違いないです。
メッセージシールの色や形も考慮して順番を決めて貼り付け。他の誰にも真似できない、みんなの色紙が完成しました!
寄せ書き作戦決行当日(22日[金])
あとは、担当カウンセラーとの最後のカウンセリングに向かい手渡すだけ・・・。ではありません。最後にもうひと仕事。
作成してくれたみんなへの記念として色紙をデータ化
できあがった色紙をコンビニのマルチコピー機でデータ化。自分への記念とメッセージを寄せてくれたみんなに完成版を見せようと思い、後で印刷できる様にUSBメモリにスキャンしたのでした。
最も協力してくれた隊長には実物を見せたい!
そして仕事後、担当カウンセラーの居るLSへ急ぎたい気持ちを抑え、いったん会社近くであり通り道でもあるLSへ立ち寄りました。目的はメッセージ集め隊長にお礼を言いたかったのと、せめて彼女にはデータではなく実物の色紙を見せたかったからです。
LSに着くとそこに居たのはマネージャーのみ。彼女は出勤してるけど今接客に入ったばかりだと聞きました。まだまだ時間はかかりそう・・・。どうしたものかと迷った挙げ句、30分だけ粘ってもし途中に書類の印刷などで出てきたら色紙を一瞬だけ見せる事にして待機。
なんとかギリギリで捕まえる事ができました。その一瞬を捕まえて色紙を見せながら、すごくたくさんのメッセージを集めてくれたことのお礼を伝えると「責任重大!がんばりました♪」とのこと。さすがです。とても嬉しい。
さていよいよ担当カウンセラーとの最後のカウンセリング、最後の顔合わせへと向かいました。
まさかの寄せ書きに感動!
担当カウンセラーと退職前の最後のカウンセリング。その感動的な内容はここでは省きますが、渡したい物があると切り出しました。
色紙であることはすぐに察し・・・
まずは恒例となっている手紙。「ああ、これのことね」という感じで普通に受け取るカウンセラー。「そしてもう1つ」と大きな四角い袋を手渡そうとすると、「なんか・・・既視感ある!!」という反応。
前回、彼女がここのLSに異動になった際に、LPA(Gabaのレベル判定をする特別なレッスン)でお世話になったインストラクターから集めた寄せ書きを渡していたので、それですぐに色紙であることは察した様でした。
でもその内容は想像できるハズがない!!
「泣きませんからね」といいながら袋から色紙を取り出した彼女は、「なにこれ!いっぱいあるんですけどーっ!!こんなにたくさん!」と、想像を超える内容にびっくりしている様子でした。
しばらく「〜からのメッセージもあるよ!」、「うそ!どこ!?」とか、「いつうち来たんですか!?」とか、これまでを懐かしみながらしばらく楽しい時間に浸りました。
行動あるのみ!これは全てに通じる話し!
今回の寄せ書き企画。色紙作りは大成功でした。メッセージを寄せてくれたみなさんにお礼を伝えるべく完成版の色紙を印刷した報告書を作成し、暇を見つけて今度はゆるっと色紙作りで訪れたLSを回り始めたところです。
純粋に去りゆく担当カウンセラーを笑顔で送り出したいと思った寄せ書き企画。この企画を終えてみてとても貴重な気づきがありました。
チームワークの広がりを実感
担当カウンセラーの退職を知ってからこの日まで僅か一週間。最初はまさかこんなにたくさんのメッセージが集まるとは思ってもみませんでしたし、完成した今も一人で贈り物をする企画だったとしたら絶対に成し得なかったと思っています。
足を運んだその先で、カウンセラーの出勤状況を予測してもらったり、メッセージ集めの協力を申し出てくれたり、みんなが一丸となったからこそ成し遂げられました。そして、足を運んだ順番がピタっとはまり、最後は大きなチームとなって完成した感じです。
行動を起こすことで、偶然が偶然ではなくなった。
これはたまたま運が良かったというわけではなくて、寄せ書きをすると決めた後、すぐさま最善と思われる行動をとったからこそ必然的にこうなった気がしています。
「どんなに難しいと思っても、とにかく始めて一歩一歩方向を確かめながら歩み続けてみよう。それが正解かなんてわからないけど、行動を起こすことでそれは実現できるから。」そう思えた今回の寄せ書き作りでした。
なんだか英会話とはなんなのかも分からないままGabaを始め、担当カウンセラーと出会い、共に歩み学習法を模索しながら歩み、Level 1 スタートで Level 7 まで辿り着いた二年半と重なる感慨深いチャレンジとなりました。
何事も行動あるのみ。「とりあえず飛び込め。そして試行錯誤。諦めるな。」それを感じる事ができた一週間でした。改めて担当カウンセラーと、今回の色紙作りを手伝ってくれたみんなに感謝を言いたいです。ありがとうございました。